どうぶつタワーバトルにおけるストラテジー
本記事ではどうぶつタワーバトル{(以下DTB)(DARKER THAN BLACKではない)}について考察していきます。
基本的な概要は
Yuta Yabuzaki「どうぶつタワーバトル」
を各自調べてください。
また2キリンなど動物の前に数字を付けて説明する場合がありますがこの数字はその後に付く動物の回転数を表しています。この例における2キリンとはキリンを2回回転させた状態のことを指します。
DTBの現環境では大きく分けて3つの戦略が存在しているためそれについて詳しく見ていきたいと思います。
まず3つの戦略は
- アグロ
- ミッドレンジ
- コントロール
に分類されます。
【アグロタイプについて】
アグロタイプの戦術はゲーム序盤から積極的に角度をつけてパーツを置いて崩すパターンと難易度の高い角度を決めて崩す2パターンが存在します。
代表パーツ)ホッキョクグマ、ラクダ、ヘラジカ
この戦略の特徴は△の形にパーツを積み重ねることにより崩して勝利を目指すことを目的にしています。従って初手から2トラ、3ヘラジカなどで中央の座標を高くしていきます。今となってはナーフされましたが5象と呼ばれる最強パーツへの対応策としてもこの構築は流行していました。
(アグロ積みの例)
【アグロパーツの簡易説明】
攻 ★★★★★
守 ★★★☆☆
非常に攻撃的な動物でありアグロ積みの要とも言えます。この1パーツだけで既に△の形を形成しており初手に中央0ホッキョクグマを置けるだけで流れを強引にアグロ積みへとシフトすることが可能となります。また、地盤自体もそれなりに安定しているためコントロール積みに対する終盤の差しにおいても決定打を与えることができます。
ラクダ
攻 ★★★★☆
守 ★★★☆☆
四足型動物にしては0の状態でもバランスが悪いため、相手のミスを誘発しやすいパーツです。しかしながら4ラクダは接地面がほぼ水平であるため守りとしてもある程度高い評価のできる便利な使い方のできる動物となります。
ヘラジカ
攻 ★★★★☆
守 ★★☆☆☆
0,2,4,6のどの置き方でもツノにかかる比重が大きいため簡単に傾くパーツとなります。しかし四作型であるためある程度引っ掛けが機能する他タワー積みになった際に0ヘラが出来れば強力な崩しへと変貌します。また、3ヘラはピンで△を形成しつつそれなりに安定した置き方が出来るため一定の評価に値する動物であるとここでは言及します。
【ミッドレンジタイプについて】
ミッドレンジのタイプはゲーム中盤まで平積み、または中央部分に少し空間を開けて試合を展開していき、目的の大型パーツが来た時に差し込んで相手を崩す戦術を得意とします。コントロールと思考面は似ていますが強力な崩しによる勝利を目指しているため明確な差別化が出来ていると考察します。
代表パーツ)キリン、象
【ミッドレンジパーツの簡易説明】
キリン
攻 ★★★★☆
守 ★★★★☆
攻防共にバランスのとれたパーツです。巷では攻めの0キリン、守りの2キリンという格言が出来るレベルです。
0キリンは言うまでもなく斜めに伸びた不安定な地盤を形成する首による崩しを行い、積みリレーになった際に2キリンで置くことで安定した守りを形成できます。
また空いた穴に4キリンを差し込むと見た目は足のパーツによる安定した盤面を形成しますがその実重心は右に傾いているため簡単に崩すことができる恐ろしいパーツでもあります。
象
攻 ★★★★★
守 ★★☆☆☆
DTBにおいて初のナーフが敢行された動物でもあります。敢行前の初手5象は下記の画像を2つ乗せるだけで如何に強力かを物語っていると思います。
また、5象自身はナーフされましたが接地面を左側を少し高く置くことで下の画像のような強力な崩しへと変貌します。扱いの難しいパーツですがしっかりとパーツを理解すれば頼もしいこと間違いなしです。
【コントロールタイプについて】
恐らく戦略を意識しなければ万人が最初に無意識下で取ってる戦術となります。
平積みによるゲームの長期化を狙い相手のミスの誘発、決定的な詰みにより勝利を目指す戦略です。四作型の動物から形成される平積みリレーが一番わかりやすいと思います。そんな戦術にもしっかりとしたエースパーツが存在します。
代表パーツ)山羊、ウミガメ
【コントロールパーツの簡易説明】
山羊
攻 ★☆☆☆☆
守 ★★★★★
圧倒的な耐久力を誇るパーツです。全体がほぼ正方形のように形成されており、どれだけ過酷な環境下でも機能するパーツです。
その反面打点に乏しく相手からの返しも容易なため2山羊による詰みや傾いた縦積みリレーに置くように意識する必要があります。
†ウミガメ†
攻 ★★★★☆
守 ★★★★★★★
このゲームにおけるぶっ壊れパーツです。何ならこのパーツ1枚でコントロールタイプの戦術を形成しているようなものでコントロール誕生の元凶でありウミガメコントロールと呼ばれます。
山羊を超える圧倒的な守りから形成される三日月のような形は相手の地盤を不安定にさせて簡単に詰ませることができます。
また6カメ(2と間違えてたらごめんなさい)はわずかでも左の座標が高ければ立たせることが可能でありこの置き方に対するカウンターパーツは現環境において存在しない。要するに即死コンボです。最新の研究では6カメは無理ですがそれ以外のカメに対して4ロバが回答になり得ることが発覚し早期対策かウミガメのナーフが期待されます。
また、一見平積みによるコントロールを装いヘラジカをトップに添えることでウミガメ誘発からのはめ殺しを狙うヘラ偽装逆コントロールなるミッドレンジ亜種が誕生したため如何にウミガメが環境の中心であるかがわかります。
他にも説明したい動物はたくさんいるのですが分量が多くなってしまったためココで切らせていただきます。
ここまで見てくださりありがとうございました。